「販売基本情報」は、伝票の採番や帳票印刷の条件、得意先・仕入先・商品を登録する際のデフォルト設定などの基本設定をする場所です。
「販売基本情報」画面の項目の変更等を行った後は、必ず「登録」ボタンをクリック→「確認」ボタンをクリックし、情報を確定してください。
【基本情報】
■年表示形式
年の表示を「西暦」「和暦」を選択します。
販売ワークスでの年号表示に使用します。
■事業区分
★会計ワークスと販売ワークスをご利用で、会計の課税方式が簡易課税であり、「販売連動」をご活用いただく際には正しく事業区分をご設定ください。
※会計の課税方式が本則課税または免税の場合は、設定の必要はありません。初期値の「不明」のままご登録ください。
会計ワークスの「販売連動」で、販売データを簡易課税の事業区分で仕訳連動する際の設定になります。
ここで設定する事業区分が基本になりますが、商品マスタ登録時に、商品ごとに初期値とは異なる事業区分を指定した設定も可能です。また、売上登録の際に売上明細行ごとに事業区分を指定することも可能です。
■伝票入力時の連動パターン
★会計ワークスと販売ワークスをご利用で、「販売連動」をご活用いただく際の連動設定になります。
伝票登録時の連動設定パターンを「マスタ取得」・「選択式」から選択します。
「マスタ取得」の場合は、それぞれの得意先・仕入先で登録する連動パターン情報を伝票に自動セットします。
「選択式」の場合は、伝票登録時に連動パターンを選択します。
初期値は「マスタ取得」です。
【商品情報】
■小数点以下桁数
「0桁」「1桁」「2桁」を選択します。全商品で同一の桁数表記になります。
初期値は「0桁」です。
■原価評価区分
「総平均法」「最終仕入法」「標準原価」から指定します。
粗利計算や在庫評価の単価は、ここで選択した評価方法によって算出されます。
原単価と在庫一覧の価格に反映され、商品マスタの仕入価額は変更されません。
<総平均法>
期首繰越分も含めた1か月間の純仕入額を純仕入数量で割って計算した単価を原単価として使用します。
(前月在庫額+当月純仕入額)÷(前月在庫数+当月純仕入数)=原単価
<最終仕入法>
該当商品の最終日付で仕入れた時の仕入単価を原単価として使用します。
<標準原価>
商品マスタに登録する「標準原価」を原単価として使用します。
【販売情報/仕入情報】
本項目の「取引形態」以降は、この後にご設定いただく「得意先」「仕入先」の初期条件にもなります。自社の取引先でもっとも登録することが多い条件を初期値として設定ください。
■ワンタイム得意先/ワンタイム仕入先
得意先マスタ・仕入先マスタに登録していない取引先を、売上伝票もしくは仕入伝票登録時に得意先名・仕入先名のみ入力して伝票登録できるモードを使用するか、使用しないかの設定です。「許可」「不許可」で選択します。
※ワンタイム得意先・ワンタイム仕入先の許可モードで起票した場合、伝票登録した得意先名・仕入先名に対し自動的に得意先コード・仕入先コードが割り振られ、得意先マスタ・仕入先マスタに登録されます。マスタに自動登録される時は、許可・不許可選択の下の各項目がマスタに登録される条件になります。
※ワンタイム登録では得意先名・仕入先名のみの登録になります。住所などの情報登録は行いません。住所や請求方法などを帳票印刷する必要がある起票は、事前に得意先マスタ・仕入先マスタに取引先を登録し、伝票登録を行ってください。
・得意先分類/仕入先分類 ※「許可」にした場合に設定
起票時登録の得意先・仕入先の登録先分類を選択します。初期値は空白です。許可の場合に設定ください。
・営業担当者 ※「許可」にした場合に設定
起票時登録の営業担当者を選択します。
初期値は、社員マスタの表示順が一番上の社員が表示されます。
■取引形態
「現金」「掛け(都度)」「掛け(締め)」から選択します。初期値は「掛け(締め)」です。
得意先マスタ・仕入先マスタの初期値の条件になります。また、ワンタイム得意先・ワンタイム仕入先が許可の場合の登録条件にもなります。
・現金 ………… 商品と代金をその場で直接引き換える(売上伝票の登録後、請求書を発行しません)
・掛け(都度)… 納品後、売上発生・仕入発生ごとに請求または支払う
・掛け(締め)… 月単位で一定の日を締切日とし、その一か月間の売上・仕入の請求または支払う
■締日グループ
初期は「5日締め」「10日締め」「15日締め」「20日締め」「25日締め」「月末締め」からご選択ください。
初期値は「締日グループ(初期値)」の表示順が一番上の締日(5日締め)です。
得意先マスタ・仕入先マスタの初期値の条件になります。また、ワンタイム得意先・ワンタイム仕入先が許可の場合の登録条件にもなります。
なお、「締日グループ」を追加・修正した場合は、本設定の見直しをお願いします。
■入金条件/支払条件
初期は「翌月末払い」「翌月20日払い」「翌々月末払い」「締め後10日」からご選択ください。
初期値は空欄(未設定)です。「入金支払条件(初期値)」より、選択してください。
得意先マスタ・仕入先マスタの初期値の条件になります。また、ワンタイム得意先・ワンタイム仕入先が許可の場合の登録条件にもなります。
なお、「入金支払条件」を追加・修正した場合は、本設定の見直しをお願いします。
■入金方法
「現金」「普通預金」「当座預金」「手形」「相殺」「その他」から選択します。
初期値は「普通預金」です。
得意先マスタ・仕入先マスタの初期値の条件になります。また、ワンタイム得意先・ワンタイム仕入先が許可の場合の登録条件にもなります。
■消費税計算方法
「外税(伝票計)」「外税(請求時)」「内税」「免税」から選択します。
得意先マスタ・仕入先マスタの初期値の条件になります。また、ワンタイム得意先・ワンタイム仕入先が許可の場合の登録条件にもなります。
初期値は「外税(伝票計)」です。
■得意先端数処理
「切捨て」「切上げ」「四捨五入」から選択します。
得意先マスタ・仕入先マスタの初期値の条件になります。また、ワンタイム得意先・ワンタイム仕入先が許可の場合の登録条件にもなります。
初期値は「四捨五入」です。
■連動パターン ★会計ワークスと販売ワークスをご利用で、「販売連動」をご活用いただく際の連動設定になります。
「売上パターン1~10」・「仕入パターン1~10」から選択します。
得意先マスタ・仕入先マスタの初期値の条件になります。また、ワンタイム得意先・ワンタイム仕入先が許可の場合の登録条件にもなります。
初期値は「パターン1」です。
※販売連動をご利用されない場合は、「パターン1」のままご登録ください。
【伝票情報】
各伝票の採番方法を「自動採番」・「マニュアル(手入力)」で設定します。
初期値は「自動採番」です。
【印刷情報】
各帳票の印刷および印字内容について「印刷する」・「印刷しない」で設定します。
また、帳票別にコメント欄・フッター欄に任意のテキストを印字する場合の設定を行います。
コメント欄(上段/下段):全角22文字(半角45文字)まで
フッター欄:全角52文字(半角104文字)まで
販売基本情報に登録したコメント・フッター文言は、それぞれの帳票すべてに印刷されますが、各伝票で別途コメント・フッターを登録した場合は、伝票の情報を優先して印字します。
【商品ワンタイム基本情報】
■ワンタイム商品
商品マスタに登録のない商品を、売上伝票もしくは仕入伝票登録時に商品名・単位・数量・販売単価または仕入単価を入力して伝票登録できるモードを使用するか、使用しないかの設定です。「許可」「不許可」で選択します。
※許可モードで起票した場合、自動的に商品コードが割り振られ、商品マスタに登録されます。
※商品マスタに登録されるのは、商品名、販売税込単価の条件、課税区分になり、単位・単価は登録されません。商品タイプは「サービス系商品(在庫管理しない)」となります。
※登録される際、許可・不許可選択の下のプルダウン項目の「商品分類」が登録先の分類となり、「非表示モード」での自動登録になります。
■商品分類
ワンタイム商品が許可の場合に、商品マスタに登録される商品分類を登録します。
※販売基本情報の初期登録・確認時は「商品」「立替金」のどちらかをご選択ください。この後にご設定ただく「商品分類」を追加・修正し、ワンタイム商品が登録される商品分類名の作成後、本項目の見直しをお願いします。
■販売税込単価
ワンタイム商品が許可の場合に商品マスタに登録される単価の条件を「税込単価である」「税込単価でない」から選択します。
※商品マスタには伝票時に登録した単価(値)は登録されません。条件のみが登録されます。
■販売課税区分
ワンタイム商品が許可の場合の課税区分を「課税」「非課税」「対象外」から選択します。
■仕入税込単価
ワンタイム商品が許可の場合に商品マスタに登録される単価の条件を「税込単価である」「税込単価でない」から選択します。
※商品マスタには伝票時に登録した単価(値)は登録されません。条件のみが登録されます。
■仕入課税区分
ワンタイム商品が許可の場合の課税区分を「課税」「非課税」「対象外」から選択します。
【CSV出力情報】
■請求書CSV出力フォーム
請求書データをCSV出力する際、詳細な明細出力とするか、合計出力で行うかを「明細」「合計」で選択します。
初期値は「明細」です。
■売上CSVでの得意先電話番号等
売上データをCSV出力する際、得意先の電話番号(1/2)、FAX番号を出力するかしないかを「出力する」「出力しない」で選択します。
初期値は「出力する」です。
■仕入CSVでの仕入先電話番号等
仕入データをCSV出力する際、仕入先の電話番号(1/2)、FAX番号を出力するかしないかを「出力する」「出力しない」で選択します。
初期値は「出力する」です。
【社印印影情報】
帳票に社印を印字する場合に設定します。
(1)社印データのアップロードの操作方法
・社印印影画像ファイル「参照」で、アップロードしたい印影の画像ファイルを指定します。
↓
・販売基本情報画面の上部の「登録」ボタンをクリックします。
↓
・確認をクリック(確定)
販売基本情報の設定画面で、おおよその印字状態の確認ができますが、実際の印字イメージとは異なります。
(2)社印データ作成上の注意点
<社印のイメージファイルの形式>
・GIF または PNG 形式
・印影の背景は透明にしてください。
(背景が白のままの画像ファイルと設定すると、画像と被る部分の文字が消えてしまいます)
PNG形式の場合:インデックスカラー(colormap形式)としてください。
・アップロードできるファイルサイズ上限は、30キロバイト(30,720bytes)になります。
<社印のイメージファイルの大きさ>
推奨サイズ:40×40ピクセル ~ 90×90ピクセル(1ピクセル≒0.35mm(72dpi))
ただし、PNG形式で解像度を指定した場合は、その指定に従います。
例)100ピクセル × 100ピクセルで144dpiだと、17.6mm x 17.6mmで印字されます。
(3)社印の位置
下記の場所の「左下」基準で配置してください。
・左端:明細欄の左側の枠線から右に約136.5mm
・下端:自社Tel、Fax行の下の位置
上方向や右方向への位置調整は、画像の下部や左部に余白を取って調整してください。
※画像の加工・作成はClearWorks事務局のサポート対象外になります。あらかじめご了承ください。