経営診断機能とは
経済産業省・中小企業庁により、中小企業金融の円滑化を図る目的で独立行政法人中小企業基盤整備機構が開発した「中小企業信用リスク情報データベース(略称CRD)」に蓄積されている、300万社以上・約2000万件の中小企業の財務データを用いた診断ができます。
この財務指標データベース(CRD)は、中小企業の借入に多く使われる信用保証協会の保証融資の審査を始め、多くの金融機関に融資審査の際の分析指標として採用されています。
金融機関の融資審査と同じ指標を用いて、自社の決算データを分析することで、どのようにみられているかが分かります。

総合診断
総合診断では、「安全性」「収益性」「生産性」「効率性」「成長性」の5つの分野で同業種の中での自社の位置付けがどの程度なのかなどが分かり、経営者にとって非常に実務的な分析をすることができます。

資金繰診断
資金繰診断では、「自己資本比率」「売上高支払利息割引料率」「預借率」「借入金依存度」「借入金月商倍率」「手元現金預金比率」「減価償却率」「固定長期適合率」「当座比率」「流動比率」の10つの分野で判定します。業界標準値とデフォルト企業との比較で、自社の位置付けが把握できます。

個別指標診断
個別指標診断では、総合診断で出された5項目をさらに細かい指標でご確認いただけます。業界の中央値、上位30%も確認できますので、業界内での自社の位置付けがより明確に把握できます。
